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くろのじょーだん

エンディング終了後 ずっとたってから



久々にラジェルの樹の下に遊びに来た、フェイとシタン。
(気軽に遊びに来られるよーな場所だったっけ? 勝手に浮上して、勝手に話が進んだから(汗)、 そもそもユーザーは場所知らんぞ;笑)

カタカタとコンソールをいじるシタン。ホントに楽しそうだ。(^_^;)

それを超ヒマそーに下から見守るフェイ。
もはや暇つぶし用のエネミーすら出没しないので、ホントーにやることがないのだ。 “あの時”は忙しかったのに(笑)。



カタ……。 シタンの手が突然止まった。

「どうしたんだい? 先生?」気配を察してフェイが下から聞いた。
「……こ、これは……」言いかけて、絶句するシタン。

………………
………………
………………

「……デウスシステムはここの資料を見る限り、ある生き物の身体を素体として作られたようです……」
しばらくの沈黙の後、シタンが下まで降りてきた。

「その生き物は、寄生した星の生命力を全て我が身の養分に変え、成長し、子を産み、 生まれた子は新たな“殻”となる星を求めて宇宙に拡散していくそうです。 デウスは、その生き物の生命システムに目をつけた、当時の科学者によって 開発された、とここに記されています」
「先生。それどういうことだよ。ハッキリ言ってくれ」

「……ひょっとしたら……というか、それなりの確率で、 デウスシステムは他にも存在しているかもしれないってことです」
「じゃあ、どうすればいいんだ? 俺たち」
「……フェイ。一緒に宇宙に行きましょうか? 新たなデウスシステム、もしくは 元となった生き物を倒しに」

「――― 無理!」フェイ即答

ちゃんちゃん!!

あとがき:
新たなストーリーの芽を、あっさり摘んでしまったフェイの巻(爆)。

クロノトリガーのサントラの「黒の夢」を聞いているうちに頭の中に降ってきました。
くろのゆめ、くろのゆめ、ゆめ、ゆめ、ざんこくなかみのゆめ……とか考えているうちにネ(苦笑)。

クロノシリーズの根底に流れる考え方は、 ある時点での未来は無限のパターンで存在するということっぽいので (続編のクロノクロスでさえ、数ある未来の1つだということらしい)、 こちらも、トリガーの未来の1つのジョークパターンとして統合してみました。(^^ゞ
だから、タイトルが「くろのじょーだん」

トリガーやってた当時、「プチラヴォス」って名前、みょーにツボにハマりました。
だって、だって、プチなんだよ。ぷち。あのラヴォスがプチなんだよ。かわいー。(*^_^*)
……実力は可愛くないけど

どなたか「ぷちでうす」作ります?? ひらがなだとメッチャ可愛いよ(大笑)