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ゼプツェン(あとがき)



「やぁっと完結したぁ〜」
素朴な感想です。

久々にシェバトのこのシーンをやって、いつかは書き上げてみたいと 思ったはいいけれど、かなり時間がかかりました。

クラウディアの腕はMY設定です。
読んで頂くと分かると思いますが、ニコラがギア工学の他に脳神経機械学を 治めた理由が、クラウディアの義手を作りたかったということにしたかったのです。
どうしても、ニコラがあんなことをする羽目になった理由が納得いかなくて、 こんな理由を作ってみました。(^^ゞ
もちろん、ニコラが扉に挟まれてしまうのも、作り話ですだ(笑)。

実は、本当に書きたかった部分は6ページ目だけだったりします。
何回目かにこのシーンをやっていたとき、マリアの動きが 頭をよぎったので、書き起こしてみました。

しかし、書いていて楽しかったのは最初の1ページだけ。
後はひたすた辛いだけ。シリアスは書いていてウツになりますね(苦笑)。
最初の楽しいシーンは、もうちょっと伸ばしても良かったなと思ってます。
あんまり伸ばし過ぎるとラストがボケてしまいますけど。

6ページ目のマリアの台詞とニコラの台詞は、ゲームをやりながら 書き取ったので、ほぼゲームの通りです。
……(てんてん)の数まで、ちゃんと数えたんだから(笑)

あと、極力、台詞のボックスが切り替わるときも、 台詞を一度切ったつもりですけど、どうでしょうね。忘れました(苦笑)。

各台詞の間に、シーンの説明とマリアの心情とかを入れるのは なかなか難しかったです。 それでも、シーンのイメージを壊さないように書いたつもりですが、 いかがでしたか?

ゼプツェンが右腕を振るのと、ゴゴゴ……とうなるのは、 ちゃんとゲーム内にあります。演出なんでしょうね。
また実は、ラストで「ただ風が泣いていた」というのも私のオリジナルではなく、 よく聞いていると「ヒュー…ヒュー…」とかすかに風の音が入ってます。
芸が細かいですよね。

ちゃんとゼプツェンがアップになっているし。余韻も残しているし。
こちらも対抗して、もう少しマリアの表情とかの描写もしたかったのですが、 なんせ余裕がなくて……(^^ゞ じっくり考える時間が欲しいです。

「風が泣いていた」という表現を最初から使うつもりで、 ゲームをやり直していたら、ラストにしっかり入っていたので、 私的には「くっそ〜くやし〜!」という感じですが(苦笑)。

まだまだ書きたいことがありますけど、今回はここまで。

ちなみに、最初にあとがきに書こうとした原稿がコレ
現在、物を掴むロボットアームを作る時(に限らないか)、 ドライエア(主にN2ガス)を使うケースが多いらしいんだけど (そうじゃないことも多いけど)、そのための「液体窒素タンクをどこに 積むんだ?」という素朴な問題に困り果て、省略。無論、動かすための エネルギーもね。まさかジェネレータを積むわけにもいかないし……て ことで、その辺のツッコミは無しですよ。