「FF7」より抜粋
エアリスが一心に祈りを捧げている。いったい何に?
クラウドは瞬間、声をかけるのをためらった。
エアリスがゆっくりと顔を上げると、そんなクラウドと目が合った。
一瞬、クラウドの顔に光と影が横切る。
微笑みかけようとしたエアリスの頭上から、不吉な黒い風。
闇を従え、暗黒を友とした者が……。
刀はエアリスを貫き、彼女の身体は前のめりに倒れる。人形のように。
男はその手応えにニヤリと笑うと、刀を一気に引き抜いた。銀の髪をなびかせて。
エアリスの髪を束ねていたリボンが解け−まるで彼女の魂が抜け落ちるが如く−緑色に輝く球体が深い湖の底へと吸い込まれていった。
全ては、ほんのわずかの出来事。
クラウドは身動きすることさえできなかった……。
どこかで使おうと思い、あのムービーを何度も繰り返し見てこの文書を書き起こしたんだけど、このまま消しちゃうのはなんだかもったいなくて、メモでUPしちゃいました。(^^)
どこに使うかはナイショ。
でも、なんでああいうストーリーにしちゃったんだろう? FF7