ある白い犬の物語
こういう細部のとこも好き
でも、テラフォームの時、この犬はどうなったんだろう?
よう、フェイ!
きれいになったよな、アルル。
そういや、おまえとアルルとティモシー、
いつも3人一緒だったよなあ。
ほんとはおまえも、
アルルに気があったんじゃないのか?
どうだ、図星だろ? ワハハ!
(ポーズ……)
はじまりはラハン。そういや、この人の飼い犬だったんだよね
俺がここで犬を飼っているのは
ないしょだぜ。
ラハン村の外で、死にかけていたのを
見つけてきたんだ。
今は、こんなに元気になったんだ。
拾ってくれてありがとう……心配してたんだ
「クウ〜ン、クウ〜ン。
兵士
「こいつ……また来てるのか……
こいつの飼い主は、こないだの戦闘で、
死んじまったんだ。
……こいつは、それを知らずに、
いつまでもヤツの帰りを
まっているんだ……。
「クウ〜ン、クウ〜ン。
あまりにも悲しすぎます……
やあ、ひさしぶりだな。
俺だよ、おれ。
キスレブの総統府で犬を
飼っていたじゃないか……。
……俺はこんなになっちゃったけど
あいつは元気でやってるかな……。
……お願いだから、
俺をここからだそうなんて
考えないでくれ……
……まだ意識はあるが……
そのうち……に……あんたを……
(檻の扉を開ける)
あ……開けてしまったな……。
あれほど……
開けるなといったじゃないか!!
(ウェルス、飛びついてくる)
う……おれの意志は……いし?
い・いしっししっしっしっしっ……
(戦闘後)
い……いぬを、よろしく……たのむ……
あまりにも変わり果てた姿での再会……
|
|