掲示板の再録です
シオン:「無い、無いわ。困ったわ。どうしよう。」
シューっ
アレン:「そんな馬鹿な! フルシャットダウンのメンテナンス中だから、
自律起動モードになんて入るわけが無いっ!」
KOS-MOS:「シオン……。シオンが呼んでいます。」
アレン:「おい、待て。待ってくれっ! KOS-MOS!」
シオン:「KOS-MOS! 貴方、今はメンテナンス中のはずよ。」
KOS-MOSが前かがみになると、その身体を光が包み込む。
シオン:「ちょっと待って、こんなところで何をする気!」
そして、腹部の扉が開く……。
シオン:「X−バスター?」
カパッ!
KOS-MOS:「シオン。これを。」
シオン:「おたま(料理の)……? よかった〜カレーを作るのに、
これを捜していたのよ。貴方の身体って、ホントに何でもそろっているのね〜。」
何かが違う……
あとがき:
どこかで見た、「ロボットといえばお友達というイメージがある」というコメントから、
イメージが暴走して出来上がった話です(無責任)。
「KOS-MOSの兵装はプランクスケールまで畳み込まれている」というのが、
なんだか四次元ポケットのように見えちゃって、こんな話になりました。
BGMは、ゼノサーガEP1の「日常」(カレーを食べていたシーンで流れていた曲)で
お願いします。一応、あのカレーを作っていた時の出来事ってことに
しておいて下さい。
青い色の友達っていうのは、どらやきが好きなあの人(?)とのこじつけです(笑)。