救いよーもないくらいのバカ話です
「ううむ。はやりEP1で参加しなかったのが、(人気に)響いたようですね。」
ジンはモニターの前で一人唸った。
「同じ刀キャラのこの人は、数年前だというのに、この人気ですがねぇ。」
EP1発売当時、両方のコンテンツを持ったページが数多く存在していた。
「ふむ……なるほど、それはいい! 是非、実行しよう。」
彼は、何かを思いついたようだ。
EP2発売後
「ううむ。どうも思ったよりも伸びない。赤白黒の人たちにどうしても勝てないですね。」
当時、U.R.T.V.のページはご盛況。
「生身でのA.G.W.S.切り捨て御免、ど派手なエーテル力と演出、刀での殺陣、
さらに(条件が厳しく見られた人は少ないかもしれないが)、
この“柔肌をさらす”ことまでしてみたのですがねぇ。
まだ、何かが足りないのかもしれません。
ふむ、ポイントは兄弟愛と兄弟対決か……なるほど。
やはり、(スタッフに頼み込んで)主要キャラにならねば……。
あ、これは!!」
2年が過ぎた。
EP3で某衣装に着替えたジン。
そして、エンディング
「何を言っているんです。……最後くらい兄らしくさせて下さい。
……行ってきます……。」
「まだまだぁっ。」
「一足先に行っていますよ――。」
――さかのぼること数年前、彼が見たのはここにある朱に染まり刀を持つ某緑色先生(笑)のファン文章の山――
あとがき:
だからって、そんな痛そうなことしないでよ〜。かなり間違ってるよ、ジンさん。
でも、ちょっと冗談がキツかったかな?
よくよく考えてみるとたった一機アシェルで突進するジンって、某ゲームのエンディングでの
某ゼノ○アスで某所に突っ込んで、無事、愛する女性を連れ帰ってくる某主人公フェイ(笑)との
対比のようですね。ジンは愛すべき女性がいなかったから、帰れなかったというね。
本当に対比がお好きですね。絶対帰ってくると思う心構えと、死を覚悟する心構えか……。
なので、これは元々予定されていたことだと思いますよ。誰のせいでもなくね。(^^ゞ